Adobe AIR日本語対応版リリース

2008年6月17日、ソフトウェアメーカー大手のAdobeは、WEB技術を使用したアプリケーションの制作・実行環境であるAdobe AIR(コードネーム「Apollo」)の日本語対応版である「Adobe AIR v1.1」を公開しました。
http://www.adobe.com/jp/products/air/
この技術を使用して作られた写真整理ソフトやメッセンジャー、動画や音声のプレーヤー、時計などのアプリケーションが公開されています。
Adobe AIRでは、アプリケーションの開発環境であるAdobe Flexの技術を使用したアプリケーションも実行することが可能で、従来のWEB技術ではなしえなかった高度な処理も行うことが可能です。
なお、競合する技術としてMicrosoft社のMicrosoft Silverlightがあります。こちらは基本的にブラウザ上で動作し、ソフトウェアの開発環境である.NET Frameworkを利用できるという特徴があります。どちらかというと、WEB向けコンテンツ作成のAdobe Flashと競合する感じでしょうか。
http://www.microsoft.com/japan/silverlight/