放火で15人死亡、宿泊可能な個室ビデオ鑑賞店で

2008年10月1日午前3時頃、大阪市浪速区にある個室ビデオ鑑賞店「キャッツなんば店」の室内にて、無職の46才の男性が自殺願望から持っていた新聞紙に火をつけて放火、男性は恐くなって逃げましたが、煙が充満し、他の部屋で寝ていた男性客15人が一酸化炭素中毒で死亡しました。放火した男性は当初、寝る前にたばこを吸っており出火当時は寝ていたと話していましたが、後に放火を認めました。生きていくのが嫌になり死にたかったと言うことです。
ビデオ鑑賞店はビルの1階にあり、消防法上の問題はなく火災発生時にはベルもなったものの、狭い場所に個室がいくつもあり外に出るのは難しく、窓や排煙の施設もないということです。店内にはビデオを置いている場所と、ビデオを鑑賞するための密閉された個室があり、宿泊することも可能でした。店は駅の近くにあり、宿泊目的で使用している人も多いと言うことです。