ホログラム光ディスクの記録・再生に成功

ITmediaの記事によりますと、ホログラムを利用してデータを高密度に記録するホログラム光ディスク、反射型ホログラム光ディスク(HVD:Holographic Versatile Disc)の記録・再生にベンチャー企業のオプトウエアが成功したということです。CDやDVDと同じサイズの直径12cmのディスクに1Tバイトのデータを記録し転送速度は1Gbpsを実現するということです。これは、現在のDVD(2層)の約100倍の容量と約40倍の転送速度になります。
今回利用されたのは、同社が特許を保有する「コリニア方式(コリニアホログラム方式)」で、「参照光」と「信号光」を同軸状に配置し、一つの対物レンズでメディア上に照射することにより光学系を簡素化できることが特徴だということです。
ホログラムを利用すると、現在のデバイスの性能を飛躍的に向上できると期待されています。オプトウエア社は「ホログラム光ディスクの実用化に向け、また一歩大きな前進」と語っているということです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/23/news060.html