ロシアで旅客機が相次いで墜落の模様

現地時間の24日午後11時(日本時間25日午前3時56分)ごろ、モスクワのドモジェドボ空港発ボルゴグラード行ボルガ航空ツポレフ(Tu)134型旅客機(乗員乗客42人-パイロットYury Baichkin氏)が、モスクワ南部トゥーラ州に墜落。3分後、モスクワのドモジェドボ空港発ソチ行シベリア航空Tu154旅客機(乗客乗員46人)ロストフ州上空で消息を絶ったとロシア非常事態省が発表したそうです。AP通信が配信した、ボルガ航空の機体は大きく損壊している様子です。現在までに生存者は発見されておらず、非常事態省は全員が死亡したとしています。
プーチン大統領、連邦保安局(FSB)に対しあらゆる角度から捜査するよう指示。ロシア政府は消息を絶つ直前まで交信に異常が無かったことや、ボルガ航空の機体が墜落する直前に爆発があったという目撃情報があることから、テロの疑いで捜査しています。また、墜落したシベリア航空の墜落機からはハイジャック信号が発信されていたということです。
日本人はいない模様。
モスクワの航空管制当局者はテロを否定できないとの見方を示しました。
チェチェン大統領選実施に反発する武装勢力による犯行声明などは出ていないということです。