国民の権利規制新憲法を自民党が作ってます!
自民党(自由民主党)の新憲法起草委員会の「国民の権利及び義務小委員会」が開かれています。この中では次のような内容が話し合われたと報道されています。
- http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050303AT1E0300O03032005.html
- 表現の自由を制限し、有害図書を出版禁止(青少年の健全育成に悪影響を与える"おそれ"のあるもの)【NIKKEI NET】
- 国や自治体の行う一定の宗教的活動を容認(地鎮祭への関与や玉ぐし料の支出、殉職した公務員の葬儀への公金支出など)【NIKKEI NET】
- http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050213ia01.htm
- 結社は、制限できる(国家や社会秩序を著しく害する目的で作られたもの)【読売新聞】
読売新聞より
論点メモは、現行憲法第3章の「国民の権利及び義務」の改正点として、船田小委員長が作成した。奴隷苦役の禁止、思想良心の自由、居住移転・国籍離脱の自由など18の権利・義務について「おおむね残すべき権利義務規定」とする一方で、信教、表現、結社の自由と財産権の制限について「一部修正すべき権利規定」と位置づけている。
ソースが委員長のメモだったりするので、まさか委員会の参加者全員がこのような考えを持っているわけでは無かろうと思いつつ…、NIKKEI NETの記事については、表現の自由の制限に賛成する意見が「大勢を占めた」とし、宗教活動についても「容認する声が出た」と、まんざらでもない様子。マスコミの側で、きちんと状況を認識して報道してくれればよいのですが、ほとんどのマスコミで反応がない現状を見れば望み薄…。有害図書の出版禁止ということは、つまりアレです。18禁の本はもうすぐ出版禁止になります!…あり得ない…。
自民党の憲法案には、今後も注意です(>w<)!