体細胞を分化前の状態に-京都大再生医科学研究所

共同通信の報道によると、2006年6月22日の国際生化学・分子生物学会議で京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授らのグループがマウスの体細胞を分化前の胚性幹細胞(ES細胞)に似た状態に変化させることに成功したそうです。
手法は「4種類の遺伝子を特殊なウイルスを使って活性化」(共同通信の記事より)させるというもの。世界初の成果で、上手くいけば再生医療の実現に大きく踏み出す可能性があります。