オキシライド乾電池でプロペラ飛行機が有人飛行

2006年7月16日、東京工業大学松下電器産業が共同で行った実験で、オキシライド乾電池160本を使ってプロペラ飛行機を有人で飛行させることに成功しました。飛行距離は391.4m、飛行時間は59秒、最大高度は5.2mで、乾電池だけで有人飛行を行ったのは世界で初めてだと言うことです。なお、この実験の直後に乾電池を96本に減らして再度チャレンジしたところ、269.3mの飛行に成功したと言うことです。
オキシライド乾電池は、松下電器産業が2004年4月に発売した新しい乾電池で、従来の乾電池より電圧が下がりにくく、大・中電流域を必要とする機器に利用すると効果が発揮できると言うことです。例えばデジタルカメラで利用すると、従来のアルカリ乾電池より約2倍撮影できると言うことです。