皇室に男児誕生、41年ぶり

今上天皇*1の次男で第二皇男子の秋篠宮文仁親王の妃である文仁親王妃紀子様が、2006年9月6日8時27分、東京都内の愛育病院*2にて、帝王切開によって2558グラムの男子のお子様をご出産されました。皇室に男子のお子様がお生まれになったのは41年ぶりとなります。皇太子である徳仁親王には敬宮愛子内親王がお一人、お子様としていらっしゃいますが、男子のお子様はいらっしゃらず、本日お生まれになった親王は、現在の皇室典範によると、皇太子である徳仁親王秋篠宮文仁親王に次いで、皇位継承権が3番目となります。
政治的には皇室を安定的に存続させるために、皇室典範を改正して女系天皇*3を認めようという動きがあり、一時は改正の一歩手前まで話が進みましたが、文仁親王妃紀子様がご懐妊されていたことが発表され、お生まれになるお子様が、男の子か女の子かという情報は発表されませんでしたが、皇室典範の改正の話は無くなっていました。
今日はご出産前からテレビではこの話題で持ちきりで、出産から約15分後、宮内庁にいる幹部に連絡が入った直後にテレビ各局が速報を入れました。少なくとも鹿児島の地上波ではNHK教育を除く全てのチャンネルで、速報のテロップだけではなく、報道という形でご出産を伝えていました。

*1:お名前を明仁とおっしゃられます。

*2:社会福祉法人恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター愛育病院

*3:女性天皇及び、女性天皇のお子様が天皇になること