Firefox 2正式版、各国語版が一斉リリース

Mozilla Foundationは米国太平洋夏時間2006年10月24日午後2時15分、日本時間の2006年10月25日午前6時頃(?)、オープンソースブラウザ「Firefox」の最新版、35か国語分を一斉にリリースしました。(RC3が、そのまま正式版になったのかな?)今回のバージョンアップの特徴は以下の通り。

  • 全てのタブに閉じるボタンが付く
  • タブが大量に表示されると、横にスクロールされるようになる
  • タブタイトルの一覧表示機能
  • 閉じたタブを簡単に開ける。(掲示板に投稿しようとしていた文章などがあっても保持される。)
  • 検索窓にキーワードを入力すると候補が表示される
  • RSSフィードの表示機能の強化
  • RSSフィードを他ソフトやサービスに登録できる機能
  • フィッシング詐欺対策機能
  • 安定性や動作速度の向上
  • デザインの変更

これに伴い、一部の拡張機能やテーマ(ブラウザの外見を変更するもの)が利用できなくなっています。
ちなみに、新しいレンダリングエンジン「Gecko 1.9」を搭載したFirefox 3は、2007年の上半期にリリースされる予定です。グラッフィクスAPIが変更され表示が更に高速化される見込みであるほか、CSSSVGの対応強化、JavaScript 2.0の搭載、外部スクリプト(当初はPythonRubyが対象になると聞いていましたが、現在のメインはPythonみたい)を使えるようにする計画などがあります。