小学館刊「日本国語大辞典」、WEBで有料公開へ

小学館が発刊する恐らく日本で最大の国語辞典「日本国語大辞典」(55万項目、約1億字)が、ネットアドバンスが運営する辞典サイト「ジャパンナレッジ」のプラットホームを利用し、2007年夏から公開されることになったそうです。個人で利用する場合月1,575円。

日本国語大辞典(第2版)は2000年*1に出版された全14巻の辞典で、価格は税込みで22万500円です。収録文字数が約1億文字で、JISコードに含まれない文字を多数利用していたために、現在までデジタル化されていませんでした(編集はどうやって行ったんでしょうね?)。
1億文字ということは、1文字が2byteの時は190MB、3byteの時は286MB、4byteの時は381MBですか。これぐらいなら、まぁ。10年ぐらい利用すると、買った方が安くなっちゃいますね。でも、家に置くには現実的なサイズじゃないんですよね。…、5万円ぐらいでCD販売希望。電子辞書で利用できるメモリーカードとして利用できると更に嬉しい。
ちなみに、日本を代表する百科事典である平凡社の『世界大百科事典』(索引語約35万語、本文約7,000万字)は、だいぶ以前からCD版で販売されています。2万円ぐらいで購入できるので、これは是非持っておきたいCD-ROMです。

*1:初版は1972年