日本テレビ、また不適切報道

日本テレビ系列は2007年12月25日午後6時30分から放送した「報道特捜プロジェクトスペシャル〜責任者出てこい!怒り爆発スペシャル〜」で、融資保証金詐欺の疑いのある「イオンクレジット」と名乗る集団を取り上げ、番組内で「イオンクレジット」という名称を連呼しました。放送後、全く関係のない「イオンクレジットサービス株式会社」(カード会員数1722万人)の利用者などから、問い合わせが相次いだと言うことです。日本テレビイオンクレジットサービス株式会社と協議した結果、クレジットカードの請求書に日本テレビのお詫びの文書を添付して送ることになったと言うことです。
日本テレビの「報道特捜プロジェクト」のサイトには、次のように掲載されています。

〈視聴者の皆様へ〉
2007年12月25日(火)午後6時30分から放送した「報道特捜プロジェクトスペシャル」の番組内において融資保証金詐欺の疑いのある『イオンクレジット』と名乗る集団を取り上げましたが、この集団は番組でもご説明した通り「イオンクレジットサービス株式会社」とは全く関係ありません。こうした詐欺行為にはご注意下さい。

自分の知っている業界でも、結構似たような被害があって問題になっているんですが、大企業でもないので強いことは言えず。マスメディアの関係者には、それを社会に流すことで、誰がどういう不利益を受けるのか、一度考えてもらいたいものです。信用や価値を傷つけるような内容は特に。



日本テレビとは直接関係ありませんが、2008年1月29日には、日本テレビ系列の長崎国際テレビの東京支社に努める24歳の営業担当者が強姦の容疑で逮捕されて、3件の余罪も追及されています。

そして、これまた関係ありませんが、2008年1月27日付の読売新聞石川県版にて、読売新聞金沢支局の記者が取材せずに書いた記事が掲載され、その記事を書いた記者が休職1カ月の懲戒処分を受けています。記事の内容は、とある大学の教授と准教授がアメリカの大学で取得した認められない学位を経歴で使用していたというもので、インターネット上の情報をもとに書いたとか。何がしたいのか。