参院の問責決議に対抗し、衆院で福田内閣の信任決議可決

2008年6月11日に参議院福田首相に対する問責決議が野党の賛成多数により可決したのを受けて、2008年6月12日に衆議院福田内閣に対する信任決議が与党の賛成多数で可決しました。参議院は、昨年夏の選挙で大きく議席を減らし、与野党が逆転しています。参議院での問責決議可決は憲政史上初ですが、福田内閣は法的拘束力はないとしています。与党は衆議院の信任決議可決で正当化できるとしています。福田内閣の支持率は、新聞各社の世論調査で一時20%を切るなど低迷しています。